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香奈と話していたらいつの間にか沢山の生徒が登校して来ていた
どれだけ香奈との話しに夢中になってたんだよ、俺
｢今から入学式が始まりますから体育館に移動します、廊下に並んで下さい｣
そんな中、先生と思われる女性が教壇の前で話す
｢響ちゃん、行こう｣
香奈が手を繋いで廊下に行こうとする
｢だから恥ずかしいから学校では止めろって｣
俺は香奈の手を離し言った
｢ぶー、少し位いいじゃない｣
ホッペを膨らました香奈が少し拗ねて言う
あ、ヤバイその表情ストライクかも…、少し香奈にドキドキしてしまった
俺は姉になにドキドキしてるんだ？頭を振っていけない考えを振り払う
そんな俺を見て香奈は首を傾げて『？？？』な顔
｢何してるの？響ちゃん｣
｢な、何でもないよ!?｣
｢変な響ちゃん｣
少し不思議な顔をするが、直ぐに笑顔になる香奈
そして体育館で入学式が始まった
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