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「まあまあ、香奈は響ちゃん大好きなのね」
「うん、響ちゃんLOVEだよ」
「姉弟仲が良いのはいいことね」
香奈の場合は行き過ぎだと思うけど…、心の中で俺は思った
「着替えてくるね、響ちゃんも準備して来てよ」
そう言うと香奈は自分の部屋に走って行った
俺は適当に着替えてリビングで待っていた
暫くして香奈がリビングに降りて来た
「響ちゃんどうかな、似合ってる?」
香奈はピンクのキャミソールに薄手の白いカーディガンを羽織っていて、キャミソールと同じピンクのミニスカートだった
香奈は弟の俺から見ても可愛いと思うし、スタイルもいい
薄手の服のせいで胸が強調されてマトモに見れない
「どこか変かな、似合わない?」
黙っている俺を見て勘違いした香奈が少しガッカリした感じで言う
「あ、ごめん、可愛くて見とれていた」
俺はつい本音で言ってしまった、本当に可愛かったから…
「響ちゃん本当に!!」
パァッと笑顔になる香奈
「ああ、似合ってると思うよ」
「ありがとう響ちゃん、えへへっ」
本当に嬉しそうだ
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