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ボーリングを3ゲームした後、ゲーセンに行った
クレーンゲームの前でぬいぐるみをじっと見る香奈
凄く欲しそうなキラキラした瞳で見ている
「採ってやろうか?」
「本当?」
「俺これ得意だから」
期待を込めた目で俺を見る香奈
「何がほしいの?」
「あの、猫さん」
「まかせろ」
そして、俺は猫のぬいぐるみをペアで採った
「ほらよ」
ぬいぐるみを2つ香奈に渡す
「うわぁ、ありがとう響ちゃん、私の宝物にするね」
満面の笑みを浮かべて本当に嬉しそうな香奈
「百円の景品だぞ、宝物って…」
「金額じゃないの、誰に貰ったかが大切なの、これは響ちゃんに貰ったから私の一生の宝物なの」
ぬいぐるみに頬擦りしながら香奈は笑顔で真剣に話す
そこまで言われて悪い気はしない
ま、香奈が喜んでくれたらいいか
そのあと、色々ゲームをした、最後に香奈がプリクラを撮ろうと言い出した
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