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「…きて、…起きて、響朝だよ起きて…、ホント朝はダメなんだから、こうなったら」
「エィッ!!」
「グハッ!?」
「あはっ、やっと起きたね」
俺は何が起きたか解らなかった、気持ち良く寝ていたらいきなり体に痛みが走ったから…
まだまだ覚醒しない頭で周りを見回しやっと理解した
「おはよう、てか、いい加減もう少しましな起こし方してくれよ」
俺は早川響、今年高1になる15才だ
「響がなかなか起きないのが悪いんでしょ、起こしてもらえるだけ有りがたいと思いなさい」
俺の上に乗っかったまま話すこの女の子は、早川香奈16才
名前からわかると思うが、俺の家族、姉貴だ
普通は年子っていうのが有ると思うが、姉は4月俺は3月生まれだから、可能性は有ると思う
つまり姉弟だけど同じ学年だ
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