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ふと空を見上げる
風が頬を撫でる
どこかで誰かと
繋がってるはずの風が
孤独へと導く。
また空を見上げる
雨粒が頬を伝う
全てを包んでくれそうな
空が僕を拒絶する。
空を見上げる
月と星の光が頬を染める
それでも弱い光では心の闇
までは届くことはない。
それでも空を見上げる
真っ暗で頬から何か流れる
薄日が射してきて
太陽が昇ったら
僕は笑えるのだろうか?
太陽はなくなってしまったのに?
あの日に僕の世界は
終わったんじゃなかったの?
なぜ続いているの?
なぜ生きてるの?
僕は誰の為に笑えばいい?
疑問を空に問いても
答えなどでるはずもなく。
ただ暗闇に溶けていく僕
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