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ミア「…姫?今日も空が綺麗ですね、、」
姫が乗っている車椅子を
ゆっくりと引きながら
城の庭園をゆっくり歩き、
まだ青空が残っている所を指差しながら全く喋らない姫に語りかける
ミア「この花は姫が大好きでしたね」
「寒くはありませんか?」
「そろそろ城中に入りましょうか」
「姫様、……………」
1人でずっとしゃべりかけるミア。
ミアの頬には涙が伝っていた
―――――――――†
キリア「っ、、ぅう、、」
((俺が、、姫を殺めたんだ、、俺が、俺がっ))
キリアはあの日から
ずっと泣き続け
食事も全く口にせず、涙を流しながら毎晩泣いた。
『キリア………キリアっ』
頭の中で誰かが呼んでいる、、
キリアは泣きすぎて腫れた目を起き上がりながらこすり
「………誰だ」 と聞く。
『……私は、、』
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