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？｢……｣
よほど驚いていたのか
慌ててぱっと手を離し
真っ赤になって
目をうるうるさせながら
ミアを見つめている
ミア｢…まずは名を名乗れ｣
短剣をしまい
ゆっくりと近付く
？｢ぼ…ボクの名はアリカド
この龍の国の森にいる
魔法使いルアリス様の
下部でございます｣
と、丁寧な口調で
しゃべり終え一礼をした
ミア｢……ルアリス？
………!!!!
全ての龍を従えたという
あの有名な
リアリス・ミーリア様の子孫の？｣
アリカド｢ご主人様を
呼び捨てしないでください
…さよう。
リアリス様の子孫です｣
えっへん
と誇らしげに言う
ミア｢……下部のくせに威張ってる｣
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