-My nihilistic impression.

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 対して疾には何もない。  正しく、話しかけても同じことしか言わない様な、もしくは画面の端に描かれて二度と現れない様なモブキャラである。  しかし、前述の通り彼はそれを受け入れている。  2次元と3次元には、ちゃんと区切りを付けていたのだ。  魔法や超能力、萌えキャラ、ご都合主義。全てこの現実世界に置いては有り得ないものだ。  魔法や超能力は確かに、あるのだが存在が確認されていないだけかも知れない。  だがどのみち、それらに巡り合う確率が低いことは彼にとって分かり切っている。  だからこそ、彼はニヒリズムに浸る、名前通りの虚無である。
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