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「高木くん!!」
俺を見つけた瞬間、パタパタと近寄ってきたのは恋人のはっしーこと、橋本良亮。
今日は名古屋のコンサートでゲストとして迎えられたんだけど、はっしーは知らなかったらしくて嬉しそうにスキップしながら俺に抱き着いた。
「俺、高木くんのために頑張るー!」
なんてはっしーが呑気に呟いたけど、俺だって同じとこに立つんだから絶対無理でしょ、なんて思いながら相手のふにゃりと笑った表情を見たらまーいっか。なんて思えて少し楽しかった。
なー、はっしー?ずーっと今の天然でちょっと危ないけど可愛いはっしーのままでいてね?
俺はそんな君が大好きだから。
‐END‐
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