スメルズ ライク ティーン スピリット

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一人にさせてくれ…………。 この言葉に対し彼女は黙って受けいれてくれた。 控室にはいる…………すでに機材の準備は出来ていた。 イスに倒れこんだ。 顔を膝の間に伏せ、これまで感じてきた疲れを癒す。 ………祈りの時間、 万人に訪れるだろうこの時間は残酷であろう。 運命と対峙し、恐れひれ伏すか、ロシアンルーレットの撃鉄に指をかける事を決めなければ成らない。 これを、何と言い表せば良いのだろう? 黎明と混沌に向き合い親愛なる親友と杯を交わすようなものだろうか…………。
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