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‐‐海斗目線‐‐ 「「おつかれっしたー」」 何人もの低い声が重なり、地響きでも起きそうな挨拶が龍崎に向けられる。 それに軽く目をやり、龍崎率いるDarkのたまり場である廃墟を後にする。 すると、誰かが肩に手を置いてきた。 そんな事をするのは1人しかいないが。 「やっほー。今日も大活躍だったねー」 間延びした口調で話す男。 髪は軽くパーマがかかっており、ピンクのメッシュが入った、いかにも軽そうだ。 名前は篠原裕也。 Darkの副総長であり、龍崎の唯一の友人もとい腐れ縁の男である。 海「たいしたことない」 そう言って、肩に乗せられた手を払う。 .
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