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白い動物は涎を流しながらどんどん近づいくる
「なッなッ なんか棒 、木の枝とかないのかよ!?」
蓮は慌てながらながら武器になるような物がないか周りを見渡した。
足のかかとにコツンと何かが当たった、そこには少し太めの木の枝が転がっている
「お!ラッキー!」
蓮はその木の枝をしゃがまずに右足のつま先でちょぃと上に蹴り上げた
蹴り上げた木の枝を右手で掴むと腰を下げ低く構えた
白い動物は耳をつんざくような、雄叫びを上げながら走ってきた
目で追えないほど速くはないがそれでもニメートル近い大きさでこの速さは卑怯である!
白い動物は一直線に走ってきて手前で大きく飛び跳ねた。
蓮は右側に素早く避け空いているわき腹に両手で木の枝を握りしめ思いっきり叩きつけた…
「!!!?」
白い動物のわき腹に確かに思いっきり叩きつけたはずの木の枝が…止まっている……イヤ正確には刺さっている…逆立った白い毛に木の枝が刺さって止まっている、皮膚まで届いていない…
「なッなんなんだよ!この化け物は」
蓮は見たこともない化け物に恐怖を感じる
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