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「 フゥ~終わりましたね~」ニコニコ
「え~…何したの!?」
「 え!?風の魔法でエメタキラーを倒したんですよ~」
「 魔法?魔法…」
「 はい!魔法です!」
彼女はニコニコしながら魔法と何回も言っている…
「 エェェェッーー!?
」
彼女はキョトンとしてこちらを見ながら魔法知らないんですか?と今にも言いたそうな顔をしている
テレビの中でもあるまいし魔法なんて‥でも現にさっき目を閉じていたとは言えエメタキラー?狼の名前なんだろう‥三匹を一瞬で倒すなんてできやしないだろうし…
「 アァーーもう分けわかんねーー」
彼女はさっきから頭を抱えてうずくまっている俺に大丈夫ですか?と優しく声をかけてくれている
なんていい人なんでしょう!とりあえずこの女性に街か村まで案内してもらって、それからゆっくり考えればいいか!
「大丈夫ですか?頭痛いんですか?」
「あ!?すいません、もう大丈夫です!」
元気よく立ち上がってしゃべった
「 痛って!?」
太ももから血が流れ出してきた
「 怪我してるじゃないですか!どこが大丈夫!ですか!」
「 ごめんなさい!」
いきなり言われたもんで勢いで謝ってしまった
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