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「 あ!?怒ってるんじゃないんです、心配で…」
彼女はシュンとしてしまった
なんとも可愛らしい女性です
「 落ち込まないで!?ちょっと前に違う化け物に襲われた時の傷なんだ…浅いから大丈夫だと思ってだけどさっきので広がったみたいだな‥」
シクシクと彼女は泣いているようだ
「どうして泣いているの?どこか怪我した?」
「違ぐんでぃず、私をシクたずげようどじで、怪我がびろがっで、ごべんなざいーえェェェン」
とうとう本泣きしてしまった…
五分ほどで落ち着いたのか泣き止んだ‥
「足今治しますから」
泣き止んだ彼女はそう言って傷ついている太ももに両手を広げてかざした
するとみるみるうちに傷は塞がっていき二分足らずで痛みも傷跡すらなくなってしまった
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