狂い始めた歯車

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私は帰って、ご飯を自分で作った。だけど、彼女の事が不安でいつもなら沢山食べるのに、今日は食べ物が喉を通らなかった。 そして思った通りなかなか眠れなかった。ふと、あの飾りの名前を思い出そうとした。でも、思い出せなかった。 明日の彼女の状態の事で頭がいっぱいだった。何もなければ良いな。これからもずっと友達でいたいもの、と私は思った。 時間は一秒一秒…と少しずつ流れていく。少しずつ時間は進んで行き、私は結局、夜が明けるまで眠れなかった。その頃の外の状態は少し明るくなっていた。 私は起きた後、外出の為の準備をした。そして、あまり眠れなかった為に眠い目を擦りながらも彼女の事で頭がいっぱいで不安にかられながら、待ち合わせ場所に向かった…。
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