神の作った物

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私は彼女の仕返しが終わってから、平穏な日々を暮らしていた。何事もなく、今までの事が嘘の様だった。 ある日、私の元に送り主の名前のない封筒が送られて来た。気にはなったが、開けてみる事にした。 ハサミを持ってきて、中に入っている手紙に興味と不安半々の気持ちで封を切り、中身を覗き込んだ。 すると、こういう事が書いてあった。 “5月20日、下記の場所に来るべし 神より” 私は唖然とした。神だって!私に神が何の用なのよ!と思いながらも、神が相手だと行かない訳にもいかないと思い、下に書かれてあったその場所に行く事にしたのだった。
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