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私は指定された日時、その場所に行ってみると、そこには神一人がいた。
「何様なのですか、神が私の様な者に?」
私は神に尋ねた。すると、神は眉間にシワを寄せ、恐い顔で私にこう言ったのだった。
「お前の心に聞いてみよ!」
神が私に何に対して怒っているのか分からなかった。私には思い当たる節がなかったからだ。
「神は私に何を望んでいるのですか?私には何の事か分からないのですが?」
私がこう尋ねると神は私にこう言った。
「分からないなら、私が言おう。」
私は神が何を言っているのかまだ分からなかった。神は更にこう続けた。
「お前はある飾りを壊しただろう。“ヒト”という名前をしていたと思うが、あれは私が作った物なのだよ。」
それを聞いた私の顔は凍りついてしまった。驚天動地した思いだった。あれは、神が作った物だったのだ!
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