『私の大切な星』

神の作った物

「確かにあの“ヒト”の飾りは失敗策だった。“ヒト”は付けた者の体を傷つける。」
神がそう言うと、私は神に対し、怒りを覚えた。
「だったら、貴方が彼女を殺したのね!憎らしい!憎らしい!憎らしい!」
私は怒りを神にぶつけた。すると、神は私の発言に対し、
「その件に対しては謝る。」
と謝罪した。私はその神の行為に対して、不気味に感じた。さっきはシワを寄せるなどの怒りを示していたからだ。
そして、それは予想通りになった。神は私に対して、こう告げた。
「お前は神を作った物を壊した。彼女の事があるから、罪は軽くするが、お前にはその罪を償わなければならない。」
私はそれを聞いてハァッ?と思った。神は何を言っているのだと思った。