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何故、私の親友を殺した神が私に罪を課さなければならないのか? と私は思った。だが、神の前である。何かしようとしたら、今、私は死んでしまうかもしれないと思った為に何も出来なかった。
憎らしい!でも、死ぬのは嫌だ!と私が考えていたのを神は前々から分かっていたのかもしれない。
神はやはり偉大なのである。それを悟っていたからかもしれないが、構えている様子は見受けられない。
そんな神は私にこう告げた。
「お前の罪は今から私がお前を移動させた所で償って貰う。」
私は神に何かを言おうとしたが、急に力が抜け、眠くなっていった。そして、完全に力が抜けた状態で睡眠に入った所で移動させられた様だった。
私が目が覚めた時には見知らぬ場所にいた。ただ狭っ苦しい場所の中の様な所に閉じ込められていた。
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