様変わりした彼女

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それから間もなくして、彼女の衣装は様変わりしていった。 前にあった獣の様な物はだいぶなくなっていた。妙に赤くなったり、白くなったり。 あまりにも変わっていたから、思わず私は 「一体、どうしたのよ?何か最近、見る度に変わっている様な気がするんだけど…。」 と聞いてしまったのだった。すると、彼女は虚ろな感じでこう答えた。 「何か最近、調子が悪いんだよね。肌は荒れるし、熱が出たり、急に寒くなったり…。どうやら、この飾りのせいなんだろうけど、辞められなくて…。」 どうやら、その飾りが影響してずっと調子が悪いらしい。だから、私は 「本当に大丈夫?悪いなら、早くその飾りは辞めた方が良いかもね…。まあ、早く良くなると良いね。」 って言った。それに対して、彼女はただコクリと頷いた。 この変調に私は少し悪い気配がしたんだけど、その時にはあまり気にしなかった。
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