2人が本棚に入れています
本棚に追加
この後も彼女は体調が良さそうだった。彼女はいつも私に屈託のない微笑みをしてくれた。会う度に彼女は私への挨拶は元気で明るい物だった。
「私は元気だけど、あなたも今日も元気?」
彼女がこう言えば、
「元気だけど、貴方は最近も調子良さそうね?前も綺麗だったけど、最近の貴方は前よりも明らかに綺麗になったわよ。」
と私が言うと彼女は本当に喜んでくれた。
今の日本という国では、クレオパトラ、楊貴妃、小野小町の「世界三大美人」っていうのがあるらしいけど、私から見れば、ここ最近の彼女はこの「世界三大美人」なんかと比べにならない位に綺麗だったと思う。
この彼女の輝きこれからも見れれば良いなと私は本当に思っていた。だけど、何にでも終わりはあるのだ。ただそれはずっと先の事かと思っていた。
まだこの時の私にはこの後に何が待ち受けてるかなんて考えもしなかった。
最初のコメントを投稿しよう!