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クック「今日は何について話すんでしょうか」
Mr.ブー「モスの連中がゲリョスのとっつぁんの育ててたキノコを貪り尽くした件についてだろ」
クック「ほんと、平和な事件ですね」
Mr.ブー「なに、平和が一番さ。ほれ、背中貸せ」
クック「……ええ、またタクシーですか?」
タクシーを頼まれたクックさんは嫌そうな表情をしながら、Mr.ブーを凝視する。
Mr.ブー「はは、そう嫌な顔すんな。別に減るもんじゃないしよ」
クック「はあ……。どうせ嫌と言ってもしがみついて来ますしね。いいですよ」
Mr.ブー「はは、わかってんじゃん。よっと」
ぴょんと背中に飛び乗ったMr.ブーは背中を叩いて飛ぶように促す。
クックさんは嫌々ながらも後が怖いので、その小さな両翼を羽ばたかせ空へ飛び立った。
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