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「レン痛ぃよ…」
その声にレンはふ、と我に返り、足を止めリンの手を優しく放した。
「…ごめんリン」
「レン大丈夫?急に慌てて引っ張るんだもん」
リンは心配そぅにレンの顔を覗き込んだ。
「…ごめん。ぁのね…その…ぉ母さんご飯まだだから…外でもぅ少し遊んでなさぃって!だから…その…急に川のぉ魚が見たくて!はは…時間がそんなになぃから焦っちゃった(笑)」
レンはごまかす為、少し苦笑ぃを浮かべながら咄嗟に嘘を付ぃた。
少し苦しぃ嘘だったけど、リンはすんなり信じた。
「急にぉ魚さんが見たくなるなんて…レンってぉかしぃ(笑)」
「ぁはは(笑)」
レンは少しホッと息を吐ぃた。
「じゃあ早くぉ魚さん見に行こぅ♪」
そぅ言って無邪気に笑ぅリンがレンの手を引く。
その手に引かれながらレンも無邪気に笑ぃながら川へ向かった。
少し川で遊んだ後二人は手を繋ぎながら家へと帰った。
レンの家路へと向かぅ足が少し重く感じた。
「ただぃまぁ~♪」
リンが笑顔で家の中へ入ってぃく。
「ぉかぇり♪」
それを笑顔で迎ぇる母親。
でもその顔には何故か少し雲がかかったよぅに見ぇた気がした。
「ただぃま」
それを見てレンも家の中へ入る。
父親もそんな二人を迎ぇ、ぃっものよぅに何もなかったよぅな態度を取る。
でもまさか…この先二人が引き裂かれる事になるとは、この時の二人には全く気付く事が出来なかった。
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