一人の少年の勇気

4/8
前へ
/33ページ
次へ
そんなある日のこと。ミーアという女の子が突然、俺に話しかけてきた。 大して話したこともない二年生が、一体何の用だろうか。そう思いながら聞く。だが、その内容に驚いた。 いつも地味な一人の友達、ウィルバーが、メリルをエスコートして一緒にレベル上げをしてしまったというのだ。こうしてはいられない。放っておけば、メリルさんがウィルバーの毒牙に……。メリルさんを隣で守るのは、この俺だ! とりあえず俺は、走り出した。メリルさんを探して。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加