3人が本棚に入れています
本棚に追加
「あーあっちぃー…ウィルバー、なんとか涼しくしろ」
「バカ言うな、できるわけないだろ」
季節は夏。ただでさえ暑い中、二人は訓練施設のレベル4から帰るところだ。服をハタハタさせながら、ミーアは空を仰ぐ。
「大体お前は!冷属性の魔法くらい使えろ!」
「な……それを言うならミーアだって!」
「そーうかウィルバー、君はそんなことを言うんだな?なら任せろ!あたしの魔法で……!食らえっ!ファイアボルト!アーマメルト!ヒートボディィィィイ!」
「ちょ待っ……熱っ!暑っ!暑ぅぅぅぅ!これ俺に八つ当たりしてるだけだろ!」
最初のコメントを投稿しよう!