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僕はずっと彼女の事を考えていたー。広島県から転校して来た彼女は聴覚障害を持っていた吉塚春風と言う少女。僕は坂道の先にある公園で彼女と出会ったんだ。
僕はまだ進路を決めてなかったけど、親友の竹下隆司と一緒に舟を作りたい夢があった。しかし、悩んでいた事があった。悩んでいる理由とはお金がなくて造れないからだ。
朝、いつものように学校に行く途中に竹下隆司に会う。
「よう、おはよう」
「おはよう。この本を読みたかっただろう?」
その本とは青い鳥と言う小説だった。
「おお、読みたかったんだ!借りてもいい?」
「いや、あげるよ」
それを言われて、何故か強く思い込んでしまっただろう…。こうして、青い鳥をもらった。
「そういえば、明日は新しい生徒が転校して来るらしい。しかも、女の子だって」
「フーン」
「おい、興味ないのか!?」
突然、拓也が逃げていく。
「おい、待って」
隆司が拓也を追いかける…。どうして、タクヤが逃げるかと言うと、女が苦手だから。
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