妄想話

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さりげなく昨日用意しといた服に着替えて、軽く化粧。 今日はスポーティーちっくな服。 なぜならこのキャップを被りたいから。 一昨日ゲーセンでとれた景品。 リラクマ好きなあたしにはたまらないキャップだ。 …ピンポーン… 「ほら、姉ちゃん迎えにきたよ」 「言われなくてもわかってるよ」 部屋を飛び出し、階段を駈け降り… ずどどえあー(ん?笑) 凄まじい物音が響き渡る。 「いってーー!!!」 「またかよ…ったくもーι」 光貴がてくてくあたしのもとまで降りてくる。 「痛いよー(泣)」 「ウケケケケ(`∀´)」 「笑ってねーで助けろよ」 「へいへい」 光貴の手をとり、起き上がるあたし。 「うむ。御苦労。」 「はぁ?」 「とりあえず行ってくるよ」 先日某靴屋で買ったサイズの違う靴を履き、扉を開ける…
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