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「ピット星人め!!ぜってぇ許さねぇ!!」
マコトはコノミから黙って持ってきたGUYSのアイテムで、ピット星人の居場所を検索していた。
「この辺か?」
探している内に、マコトは謎の発光体が落下した場所にたどり着いた。
「ここ………何だよ!!落ちたような跡は有っても何にもないじゃないか!!」
マコトが叫んでいると、どこからか、
「何もない訳では有りませんわ。ステルス機能です。」
と、言う声が聞こえてきた。
明らかにこの声はリンだ。
「おい!!居るんなら姿を表せ!!」
「分かっていますわ。そんなにお怒りにならなくても良いのに。」
リンは「クスクス」と笑ながら言った。
「何を笑っている!?早くシュウを返せ!!」
「そう焦らずに。フフフフ………。」
すると、何処からか突然円盤の姿が現れた。
「…………。」
「お入りください。」
リンの静かな声と同時に、円盤のハッチが開く。
そしてマコトは円盤の中に入った。
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