出会い

10/20

68人が本棚に入れています
本棚に追加
/94ページ
「ピット星人め!!ぜってぇ許さねぇ!!」 マコトはコノミから黙って持ってきたGUYSのアイテムで、ピット星人の居場所を検索していた。 「この辺か?」 探している内に、マコトは謎の発光体が落下した場所にたどり着いた。 「ここ………何だよ!!落ちたような跡は有っても何にもないじゃないか!!」 マコトが叫んでいると、どこからか、 「何もない訳では有りませんわ。ステルス機能です。」 と、言う声が聞こえてきた。 明らかにこの声はリンだ。 「おい!!居るんなら姿を表せ!!」 「分かっていますわ。そんなにお怒りにならなくても良いのに。」 リンは「クスクス」と笑ながら言った。 「何を笑っている!?早くシュウを返せ!!」 「そう焦らずに。フフフフ………。」 すると、何処からか突然円盤の姿が現れた。 「…………。」 「お入りください。」 リンの静かな声と同時に、円盤のハッチが開く。 そしてマコトは円盤の中に入った。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

68人が本棚に入れています
本棚に追加