出会い

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「んっ!?ヨシキ!!あそこに円盤が!!」 コウが円盤の発見を、ガンウィンガーのヨシキに伝えた。 「よし!!なら迎撃する!!」 「待って!!」 迎撃しようとしたヨシキをサキが遮った。 「何だ!?」 ヨシキが少しイラつきながら言った。 「あの円盤変だわ。辺りから煙を出してるし、何かふらふらしてるわよ?」 「確かにそうだ。」 サキの言った事にタケルも同意した。 「ならチャンスじゃん!!」 「待て!!コウ、少し様子を見ながらエレキングを攻撃しよう。今は目の前で暴れてる怪獣が先だ。円盤はサキの言ったように攻撃しないどころか、瀕死状態だ。だから今はエレキングに集中しろ。」 「G.I.G……。」 コウは納得しない様に言ったが、次の瞬間!! 『こちら………星の円盤だ………こ……はこう………落とす!!』 ノイズ混じりだが、この通信は明らかにあの円盤からだった。 「んっ?よく聞こえん。だがこの声……」 「子供ぉ!?」 サキとヨシキが驚きながら言っていた。 そして通信状態か良くなってきた。 『こちら、ピット星の円盤だ。こちらに攻撃の意思は無い………と言うより、俺は人間だ。俺は俺の足元で死んでる二人のピット星人をこの円盤と共に落とす!!』 「おいおい!!正気か!?」 コウは驚きながら言った。 「止めろ!!君!!止めろー!!」 タケルが叫んだが、もう遅かった。 ピット星の円盤は、地面への激突コースを飛んでた。が、次の瞬間!! 火の玉が円盤を包み込んだ。
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