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戦いの後の夕日が、ゼノンを美しく紅く移す。
「トュワッ!」
ゼノンはその紅い夕日に向かって飛んで行った。
翌日。
「てめぇ!!生きていたんなら連絡位よこせ!!」
シュウが泣いているのか怒っているのか分からない状態でマコトに突っかかってきた。
「いやぁ悪い悪い!連絡来るかと思ってさ!」
「寄越すわけ無いだろ!つかどうやってあの円盤の中から戻って来れたんだよ?」
「いやぁ~ウルトラマンに助けて貰っちゃってね!」
「ウルトラマン?あの昨日怪獣を倒したウルトラマンか?」
「そう!ウルトラマンゼノンさ!!」
「ゼノンねぇ……。」
シュウは納得したように「うんうん」と頷いた。
「俺は……ゼノンとして戦っていくんだよなぁ。」
マコトは小声でそう呟いた。
第1話 完"
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