時空を操る男

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「グワアァァァァァ!!」 長野県浅間山に突如ゴルザが現れた。 現在時刻AM 5:00 「グワアァァァァァ!グワアァァァァァ!」 ゴルザは額から熱線を発して村の家を焼き払った。 「キャアァァァァ!」 「怪獣だー!」 村の住民達が逃げ出す。 「グワアァァァァァ!」 ゴルザはそんな村人達を追うように迫っていく。 そして逃げ惑う人々に熱線を発し、複数の犠牲者を出す。 「目標確認!直ちに攻撃する!」 NEO GUYSのガンフェニックスストライカーがやって来て、ビームでゴルザに攻撃する。 ゴルザは苦しみ、怯んだ。 「まだまだぁ!」 ガンウィンガーに乗ったコウは分離して、ゴルザに突っ込んだ。 「突っ込みすぎだ!コウ!」 タケルが制止しようと通信を入れるが、コウは無視してビームを撃ちながらゴルザに突っ込む。 ゴルザは苦しみのあまり、暴れて、近くを飛んでいたガンウィンガーを叩いた。 「ウワァァァァァァ!」 コウのガンウィンガーがクリクル回りながら落ちていったが、地上に落ちる前に、機体が止まった。 コウは恐る恐る顔を上げると、赤を基調とした巨人、ウルトラマンゼノンがガンウィンガーを支えていた。 「ウルトラマン……。」 コウは思わず安堵の息を吐いた。 ゼノンはガンウィンガーを静かに地面に置いて、ゴルザに向かって走っていき、飛び蹴りを喰らわせた。 「グルルルル…」 蹴りを喰らい、後ろに2、3歩退いたゴルザ。 だが額から熱線をゼノンに撃ち、ゼノンはそれを喰らい、倒れた。 「ディヤッ!!」 すぐに立ち上がり、ゴルザに2、3発パンチを放ち、ゴルザを退かせたゼノン。 そして腕をL字に組み、ゼノニウムカノンを放ち、ゴルザを倒した。 「トュワッ!!」 ゴルザを倒したゼノンは、朝日に向かって飛んでいった。
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