ウルトラマンゼノン

時空を操る男

「隊長、なんすか？これ。」

コウが資料を持って言った。

「これは今朝現れたゴルザのデータと、ゴルザが登場した特撮ドラマ、ウルトラマンティガの資料だ。」

と、リュウが一通り説明した。

「なるほど。」

サキは頷きながら、資料に目を通す。

「超古代の人類が蘇り、数々の怪獣と戦い、最後には邪神ガタノゾーアを倒す…………か。」

と、ヨシキが読み上げた。

「超古代の人類？ならゼノンの様に、宇宙人では無く、昔の人間？」

コウが眉間にしわ寄せて言った。

「まぁTVの中だしな。」

リュウは冷静に言った。

「それに今はウルトラマンゼノンが居るしな。」

と、タケルが言った。

「まぁ、これからもまた時空を越えた怪獣が現れるかもしれない。気を抜くな！」

「「「「「「G.I.G！」」」」」」

リュウの言葉に皆が反応した。