ウルトラマンゼノン

出会い

ミサトがそう言うと、教室の窓が開き、二人の美少女が入ってきた。

「カンザキ・リンです。」

肩までかかった青いロングヘアーの少女が言った。

「カンザキ・スズです。」

今度は赤い肩までかかるロングヘアーの少女が言った。

「席は……あそこかな。」

ミサトが指差したのは、マコトの隣と、シュウの隣だ。

「ヨロシク。」

シュウが、赤毛のスズに言った。

「えぇ。ヨロシク。」

スズも笑顔で返した。

「はい！！じゃあコレでHR終わりにするぞ～！！」

と、ミサトが言うと、号令係が号令し、皆ゾロゾロと動き出す。

ここは旧GUYSJAPANの拠点、フェニックスネスト。
だが今は、NEOGUYSの拠点となっている。

「隊長！例の発光体の着陸地点が分かりました！」

と、一人の若い青年が言う。
彼の名は、カワサキ・シンゴ。

「本当か！？」

それに答えた彼こそが、旧GUYSJAPANの隊員、そして現在はNEOGUYSの隊長のアイハラ・リュウ。

「はい！着陸した所は、東京都の奥多摩山中です！」

と、シンゴがキーボードを叩きながら言った。

「そうか。よし！！調査に向かう！！ヨシキ！！サキ！！コウ！！タケル！！GUYS、サリーゴー！！」

「「「「G.I.G！」」」」

リュウの指令により、彼らは出掛けた。
先ほど出掛けた彼らは、旧GYUSJAPANのメンバーの後に入ってきたメンバーだ。
出撃していったのは、ヤマハ・コウ、ホンダ・タケル、ヨシムラ・サキ、スズキ・ヨシキの四人だ。
そしてサキは、出撃したメンバーの中で、唯一の女性だ。