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そして次の日。
「マコト~………パン買ってきて~………。」
シュウがぐだ~っと机に突っ伏しながら言ってきた。
「ふざけんな!俺もあんまり余ってないんだからな!」
「俺だって今月は金欠なんじゃい!」
「知るか!だったらバイト探せ!バイト!」
と、二人で言い争っていた。
「あ~叫んだら余計腹が減る………ユリナ………。」
そう言いながらシュウはユリナに向いた。
「だぁ~め!」
「ちぇっ!」
シュウはユリナにも断られてしまった。
そしたらシュウは、いじけてしまっあ。
「全く………いじけるなよ………買ってきてやるからさ………。」
マコトのこの一言でシュウは復活した。
「マジか!マコト!やっぱお前なら買ってきてくれると信じてたぜ!」
シュウはマコトにしがみつき、頬擦りしてきた。
「気持ち悪い!買ってこないぞ!」
「ごめんなさいであります!マコト殿!」
と、言いながらシュウは咄嗟にマコトから離れた。
そして敬礼をした。
「別に敬礼は要らねぇだろ………。」
と、言いながらマコトはしぶしぶパンを買いに行った。
「はぁ………世話の焼ける親友だな………。」
そんな事を1人ぼやきながら購買へと行くマコト。
(しかし、何故メガロやバラゴンが?あまり深く考えない方が良いか?いや、俺はウルトラマンだ。その辺も調査しないとな。でも勝手にGUYSメモリーディスクやトライガーショットを使うと姉ちゃん怒るしなぁ………困った………。)
そんな事を考えていたら、あっという間に購買に着いてしまった。
「おばちゃん!ヤキソバパン2つとカツサンドね!」
「はいよ!」
そう答えると購買のおばちゃんは直ぐに注文した品を出した。
マコトはそれを持っていくと、教室に戻った。
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