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そして帰路に着いた二人は、電車に乗って、地元の帰り道を歩いていた。
「うーん………今日も疲れたなぁ。」
マコトは伸びとアクビをしながら言った。
「でもマコトいっつも寝てるじゃん。」
「あは…あははは………。」
マコトは苦笑いをしながら言った。
「眠いんだし、仕方ないよ。」
そう言いながら歩いていると、前から黒いマントの様な物を纏った男がやって来た。
「んっ?」
その男はマコト達の目の前でずっと立って居るから、マコトは不振がった。
「アマガイ………マコトだな?」
その男はニヤニヤしながら言った。
「そうだ!俺に何か用か!?」
マコトは敵意を込めて言った。
「ふふふ………またの名を………ウルトラマンゼノン!」
「Σ!!」
その一言でマコトは驚いた。
「どうしたの?」
ユリナが怖がってマコトの腕にしがみついて、言ってきた。
「ウルトラマンゼノン…………お前は私が召喚したメガロとゴルザを倒した。かなりの実力だと解ったよ。」
「だからどうした!?それにお前は誰だ!!」
「お教えしましょう………私はかつて円盤生物を操って地球へやって来た事のある、ブラック指令の息子………ブラックXだ!!」
男はそう叫ぶと、怪獣を出現させた。
「あれは!!宇宙戦闘獣コッヴ!!」
「ほう………分かっているようだね………。」
ブラックXがニヤニヤしながら言った。
「あぁ知っているさ!!そしてコッヴ何か出して何をする気だ?」
「もちろん地球を破壊して、私の星にする。」
「そんな事はさせん!」
「だがそんな状態で変身出来るのかな?変身したらそのお嬢さんは無防備になる。そうしたら私はそのお嬢さんを連れて行ってしまいますよ。」
「くっ!!」
マコトは拳を握り締めた。
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