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「ここですか?隊長。」
サキがガンフェニックスのガンウィンガーの前方座席で、フェニックスネストに通信を入れた。
『あぁ。確かそのあたりだ。』
「でも何も有りませんよ?」
『でも反応はしてるぜ?』
と、ガンローダーに乗っているコウから通信が来た。
「え~本当?」
サキは疑り深く言った。
『じゃあ降りて調査を開始しろ。』
と、リュウからの指令が来た。
「「「「G.I.G!」」」」
そう言うと、四人はガンフェニックスを着陸させて、現場に向かった。
「うーん………やっぱ変ねぇ~……。」
サキがレーダーを持って反応を調べながら言った。
「けど、反応はしているんだろ?」
そこへ、タケルがやって来て言った。
「そうなのよ………けど何にもなくて、着陸したと思われる形跡しか無いわよ。」
「確かに。」
タケルもそう言いながら辺りを見回した。
「とりあえず、隊長に報告しよう。」
と、ヨシキが言って、リュウに通信を入れた。
『やはり、形跡は有るだけで、何も有りません。』
「そうか。」
リュウはフェニックスネストで、タケルの報告の連絡を聞いていた。
「よし分かった。とりあえず、帰還しろ。」
『G.I.G!』
そこで通信は終わった。
「もしや宇宙人の宇宙船か……?」
と、リュウは呟いた。
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