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「ふぅ………そうだ!ユリナ!」
マコトはゼノンから元の人間の姿になり、ユリナの居るであろうシェルターに向かった。
「マコトー!」
ユリナがマコトに向かってくる事が分かった。
「ユリナ!無事だったんだ………良かった………。」
マコトは安堵のため息を出したが、ユリナはかなり不安そうな顔をしていた。
「ねぇ………マコト、1つ聞かせて………いつウルトラマンになって戦っていたの………?」
「それは………エレキングが現れた時からだ………俺はあの時ピット星人に拐われたシュウを救うために1人で助けに行った。そこをウルトラマンゼノンに救われ、俺はゼノンと戦うことを決意し、力を借りた。それだけの事だ。」
「………。」
ユリナはマコトの話を聞いて、何とも言えない気持ちになり、俯いた。
「心配するな………俺は今日も無事帰ってこれた。だからこれからもー………Σ!」
「えっ!?いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マコトが言いかけた時、ブラックXがユリナを抱えて空に上がってUFOに乗った。
「ブラックX!!貴様ぁ!!ユリナをどうする気だ!?」
「このお嬢さんを救いたいですか?ならば来なさい。私と戦いましょう。ハハハハハハハハハハハハ!!!」
「くそーっ!!」
ブラックXはそのまま消えて行った。
第2話
完"
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