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「今日も長い1日だったぜ。」
伸びをしながらマコトが言った。
今マコトは、シュウと今日転入してきたカンザキ・リンと、カンザキ・スズと一緒に帰っている。
四人は今日1日で仲良くなったらしい。
「カンザキさん、今日俺の家に来ます?」
シュウがスズに言った。
「あら?それはどちらに言っているのですか?」
と、何故かリンが言ってきた。
「あぁ……スズさんに言ったんですよ。」
と、シュウも笑顔でそう言い返した。
そしてマコトが、
「何かシュウナンパしてるみたい。」
と、ニヤニヤしながら言った。
「違うし////」
シュウは全力で照れながら返した。
「てかよ、カンザキさんなんて言ったら、彼女ら双子なんだからどっちだか分からなくなるだろ?なぁ?リン。」
「えぇ。」
マコトの言った事にリンが笑顔で答えた。
「ちょっとマコト!初対面の女の子に名前で呼び捨てはあまりにも失礼が…………。」
「いや、こうでもしないと見分けと言うか、言い分けられないだろ?」
「そうだけど……。」
「私達は別に構いませんわ。ねぇ?スズ。」
「別に私も良いわよ。」
リンとスズは、シュウとマコトのやり取りに対して言った。
「ほら。二人も言いと言っているんだから、別に良いだろ?」
「まぁ……仕方ない。」
シュウは渋々と納得した。
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