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「はぁ~……何度やっても一緒ね……。」
サキが、パソコンを弄りながらぼやいていた。
「どうしたの?サキ。」
「あぁ。マヤ。」
この少女の名前は、ナリタ・マヤ。
彼女は、16歳である。
なぜその歳でGUYSに入ったのか?
それは、彼女は通信機器を昔から弄ることが好きで、そのせいか、機械にすこぶる強くなってしまったため、GUYSに推薦された。
だが彼女は、GUYSに入ったことを、少しも後悔はしていなかった。
むしろ喜んだ。
「んでどうしたのよ?」
「それがね、昨日の未確認飛行物体の着陸後を調査しても、反応は有るのに全く姿が見えないのよ。どう言う事かしら?」
「あぁそれ、隊長も言っていたけど、もしかしたら宇宙人の宇宙船じゃないかって言っていたわよ。」
そうマヤが言うと、サキは驚いた顔をした。
「そう言う手を考えてなかったわ!!ちょっとその辺もう一度検索してみるわ!!」
「うん!!がんばって!!」
マヤは笑顔で言った。
それを見ていたタケル達。
「サキのやつ、何か妙に頑張っているなぁ。」
「それだけ今回の事件に興味が有るんだろ?アイツは興味が有るヤツならかなり熱くなるからなぁ。」
コウが「ウンウン」と言いながら言った。
「何だ?妙にお前はサキの事を知っているな。」
ニヤニヤしながらリュウが言った。
「何だ?サキに気があるのか?」
「い、いや!////違いますよ!////」
コウは必死で否定した。
その様子を見て、NEOGUYS一同は笑の渦に巻き込まれた。
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