出会い

7/20

68人が本棚に入れています
本棚に追加
/94ページ
「はぁ~……何度やっても一緒ね……。」 サキが、パソコンを弄りながらぼやいていた。 「どうしたの?サキ。」 「あぁ。マヤ。」 この少女の名前は、ナリタ・マヤ。 彼女は、16歳である。 なぜその歳でGUYSに入ったのか? それは、彼女は通信機器を昔から弄ることが好きで、そのせいか、機械にすこぶる強くなってしまったため、GUYSに推薦された。 だが彼女は、GUYSに入ったことを、少しも後悔はしていなかった。 むしろ喜んだ。 「んでどうしたのよ?」 「それがね、昨日の未確認飛行物体の着陸後を調査しても、反応は有るのに全く姿が見えないのよ。どう言う事かしら?」 「あぁそれ、隊長も言っていたけど、もしかしたら宇宙人の宇宙船じゃないかって言っていたわよ。」 そうマヤが言うと、サキは驚いた顔をした。 「そう言う手を考えてなかったわ!!ちょっとその辺もう一度検索してみるわ!!」 「うん!!がんばって!!」 マヤは笑顔で言った。 それを見ていたタケル達。 「サキのやつ、何か妙に頑張っているなぁ。」 「それだけ今回の事件に興味が有るんだろ?アイツは興味が有るヤツならかなり熱くなるからなぁ。」 コウが「ウンウン」と言いながら言った。 「何だ?妙にお前はサキの事を知っているな。」 ニヤニヤしながらリュウが言った。 「何だ?サキに気があるのか?」 「い、いや!////違いますよ!////」 コウは必死で否定した。 その様子を見て、NEOGUYS一同は笑の渦に巻き込まれた。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

68人が本棚に入れています
本棚に追加