序章

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 いま僕は最期の時を迎えようとしている。  楽しかった記憶や悲しかった出来事が走馬灯の様に頭の中を駆け巡る。  あぁ、もう僕は死んじゃうんだな。  大好きなママや生意気な弟を残して。  もう少し……  もう少しだけ生きていたかったなぁ。  
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