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新居は悩んだ挙げ句、アタシの実家の近くにした。
ママは何故かそれだけは譲らなかったのだ。それも後になって分かるのだが…
潤は全て不満そうだった。これから2人で暮らしていく夢に溢れたカンジには誰も見えなかった。
ある日潤は、朝から機嫌が悪く自分の母親に当たり散らしていたようで、潤母から電話が来て、きてほしいとの事だった。
悪阻の酷いアタシは行くのは嫌だったが、潤の引っ越し準備の具合も見たくて重い体を起こして行った。
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