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女王は意識を失ったロアスを近くのベッドに移した。ちょうどその時、ノックがした。
「女王様、イリファです。もう入ってもよろしいですか!?」
「どうぞ。ちょうど呼びに行こうかと思っていたところです。」
イリファとアルオスが部屋に入った。
「ロアス!?」
ロアスを見るなり、イリファはすぐにベッドのそばに駆け寄った。
「大丈夫ですよ、イリファ。じきに意識をとり戻すでしょう。さて…、」
「女王様、ロアスの紋章は…。」
イリファが聞いた。
「ロアスにも言ったのですが、残念ながら、私にもわかりません。」
女王が言った。
「イリファ、そしてあなたは?」
「あっ。すみません。俺はアルオスです…。」
慌ててアルオスが言った。
「イリファ、アルオス。あなた達はロアスをどう思ってますか?」
ロアスに聞いた質問をアレンジした感じで二人に聞いた。
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