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エルフの女王との話を終えて、三人は部屋からでた。
「ひゃー、緊張したなぁ。」
アルオスが言った。
「たいしたことなかったじゃない。ねぇ、ロアス。」
イリファが言った。が、ロアスはなぜか沈んでいる…。
「ロアス、どうかしたの?」
「…マズイよ。どうしよう…!」
「ねぇ、どうしたのよ?」
「…瞳が黒に戻ったら…魔力が、消えちゃったんだよ!!」
ロアスは取り乱しながら言った。
「何ぃ!?本当かよ?」
「うそでしょ!?」
「…。…詠唱や魔法の名前なんかは覚えてるのに、肝心な魔力が、消えちゃったんだよ!!これじゃ転移魔法すら使えないんだ!」
「その様子だとマジだな。これからどうすんだ?」
アルオスが冷静に言った。
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