一章 エルフの里

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エルフの里の入り口に着いた。ここにもレヴァンズのように門番がいた。もちろんエルフの…。 「おお、イリファ、久しぶり…っておい!そいつら人間じゃないか!?」 門番が叫んだ。 「落ち着いてよ、フェリアン!彼等は何もしないわよ!!とにかく、女王様に会いたいの。通してちょうだい!!」 フェリアンと呼ばれたエルフより大声でイリファは叫んだ。イリファには勝てず、門番が道をあけた。 「ロアス、アルオス、行きましょ。ついてきて。」 イリファが言った。 「(イリファ…めちゃ怖かった…。)」 冷や汗をかきながら、ロアスは口に出さず、心の中で呟いた。 エルフの村には人間のとは似つかない不可思議な建物がたくさん建てられていた。そして…、
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