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予期せぬ事態だった。
黒い安息日(うーにゃんメンテの日とも言う)の夜。
当主soasithは相変わらず女性ファンの来訪が無く、淋しい夜を過ごしていた。
忠実な側近である呪神は、今日も彼女の部屋にお泊まりである。
明日のライブには会場にて合流との事だ。
「チクショウ…執事ノクセニ我ヲサシオイテ、イチャパラシヤガッテ…」
チラと呪神の彼女を見た事がある。
看護士の職に就いている知的美人だ。
「今頃…ナースプレイシテルノカナア?」
そう言って酎ハイを呷る当主。
何故か涙腺が緩んできた。
「ナ、ナイテナイ!ナイテナイモンネ!」
まるで某涙腺が緩いギャルゲーヒロインの様な台詞を吐く当主。
しかもそんな時に限って、ムラムラと性欲が湧いてくる。
「昨日…結局リカチャントサトコチャン、コナカッタモンナァ…」
リカとサトコは当主お気に入りの冥土デリで働いている娘である。
癒し系貧乳ロリのリカとツンデレ系微乳ロリのサトコを一度指名して、すっかり気に入った当主。
故にまた二人と楽しい夜を過ごそうと思ったのだが…。
「昨日ノ娘…コノミジャナカッタナァ…」
昨日来た娘は巨乳という時点でアウト。
速やかにお帰り頂いた。
そのせいでちょっと欲求不満な当主。
「今宵コソハ…」
そう呟いて、当主は携帯電話を手に取った。
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