9571人が本棚に入れています
本棚に追加
そこでおとといバイクで仕事から帰っていた時の事である。
いつものように渋滞する車の列をえんえん横から追い抜きながら走っていた。
するとふと前方にスクーターやら単車やらが数台固まってちんたら走っていた。
邪魔だなぁと思い、さらに先を見ると3台の族車が道をふさぐようにちんたら走っていた。
その3台の後ろに先輩なのかリーダー格なのか1台のフルカスタムされたビッグスクーターが偉そうにド真ん中にいる。
他の3台は明らかな族車だ。
近頃見なくなったドデカいロケットカウルをつけてるのもいた。
そんなヤツらが国道をふさぎ、ちんたらと走っている。
渋滞な上にコイツらのせいでさらに進みが悪い。
その後ろに固まっていた一般車の数台のバイクは暴走族を抜くに抜けず仕方なく後ろをゆっくりと走っている。
この先は海沿いの為、一本道の国道がまだまだ延々と続く。
つまりコイツらにずっと付き合わなくてはならないのだ。
この日もイライラしていた俺はついにガマンができなくなった。
最初のコメントを投稿しよう!