日常…薫

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カラン…カラン 聞き心地の良い鐘の音が小さくした 「薫君おはよ~。今日も良い匂い…」 店に入るなりいきなり抱き着いて来た人はこの店の店長である美紀さんだった 「おはよ…美紀さん…。すぐ支度してくる」 無理矢理引き離し、スタッフルームにスタスタと歩いていった 俺の職場は雑貨屋 雑貨が好きだからとかじゃなく、なんとなく落ち着くから 自分の荷物をロッカーに入れて店へ戻ればすでに開店準備は終わっていた
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