プロローグ

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俺の名前は鳴瀬 薫(ナルセ カオル) 俺と言っているが戸籍上女だ 彼女はいない 女なのに彼女は可笑しい? それは俺が同性愛者だから彼女と言っているだけのはなし 所詮人なんて余り信用出来るものじゃない だから一人でいいんだよ いつも通りに起きて、いつも通りに仕事行く用意して、いつも通りに通勤して働く 平凡過ぎてつまらない毎日 だけど平凡過ぎるぐらいが良い 人間関係は複雑で汚い面もある 非日常を求めれば汚い部分ばかり見てしまう だから恋人は作らずいつも通りに生活する それが俺の生き方
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