ニエンテ・イニーツィオ

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  ◇人物像◆  英語表記名はNiente・Inizio。  数多の異世界各地を渡り歩きながら、主に刀と剣を造る武器職人(刀鍛冶)。  “幾重にも平行する数多の異世界の理に左右されず、とらわれず、屈さない武器”を名目に刀身から鍔や柄まで一から全ての工程を己自身のみで造り上げて個人販売中。  その外見から冷徹な完璧主義者に見えるが実際は明朗で自由奔放。屈強な意志の強さと誠実さを持ちながら、純真で無邪気故に時折相手に対して悪戯をふっかける好奇心旺盛な変人。  しかし相手の心情や本質を見抜くように鋭かったり、言動の端々に博識で大人の威厳と余裕を醸し出したりと意外にも聡明で達観したポーカーフェイス。  義理人情に厚い。  普段は自分と他人との間に一線引いて距離を保って接するが、心許した相手には人懐っこい。  フェンシエンス・ヘリオスから特別に《神双二閃流》を伝授してもらった剣豪であり、非人間特有の驚異的な身体能力と人並み外れた洞察力・観察力、そしてミステスの『無幻華眼』で相手の動きを見通したり状況によって立ち回りを変えることにより、戦局に合わせ相手の出方を読み自身の流れを作りながら戦場を縦横無尽に駆け巡る近接戦闘が得意。  そして弾丸を弾き返せる技術はひかりより上。  趣味は珍しい刀剣蒐集。マフィンが好物。  生まれた時から誰からも姿や存在を認識されずにいたところをひかりに認識されたのがきっかけで、彼女と親友になった。  ニエンテという名もひかりから貰ったものらしく、彼女や友人を傷つける輩は容赦無く排除する。  素性はおろか出生や種族など何もかもが謎に包まれているが、ひかりをはじめ蛇楼閣、刻影やオラトリオなど様々な人物・組織・機関と関わるため、その広い情報網を利用して情報屋としても活動中。 ◇他作品での解説◆  残念ながら、まだ未登場。  しかし彼女の過去やひかりとの出会いは『語部が語る歴史』にて公開されているので、そちらを参考にしていただきたい。ただ、今と口調は違うが。  しかし作者のお気に入りのキャラの一人でもあるため、近々短編にも登場するだろう。
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