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ヴァン『母さん!起きてくれ』
母さん『えっ…いきなり何?』
ヴァン『いいから。街が今、大変なんだよ』
ヴァンはそう言って、まだ寝ぼけている母親を窓辺へと連れていった
母親『何…これ』
ヴァン『敵が攻めてきたんだよ。街はもう…』
母親『あの人はどこ?』
ヴァン『父さんは後から合流するから、今は逃げよう』
母親『ダメよ一緒に逃げないと』
ヴァン『父さんに言われたんだよ。さぁ早く行こう』
母親『シオンくんはどうするの?』
ヴァン『あっ!!』
母親『早く連れてきなさい。待ってるから』
ヴァン『わかった。すぐ戻る』
そう言うとヴァンは家を飛び出し、北にある小さな森へと向かった
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